2020年のキャッシュレス業界

政府KPIのキャッシュレス決済比率40%はクレジットカードだけで達成するであろうと当初から業界有識者は見ていたが、特典のばら撒きを行ったコード決済がキャッシュレス決済の裾野を広げたのも事実である。
他にも「QRコード決済の利用率が50%を突破」との記事もあったが、1回でもコード決済を使ったことがある人が50%を超えたという「複数回答」のアンケート結果で、むしろ高年齢層の利用経験者が増えている点が大切。
ビジネスモデルとして確立できるか、中小規模店での取り扱いが増えるか、システム安定稼働が、喫緊の課題である。
店頭にQRコードを表示するだけでキャッシュレス決済になる特徴が中小店を増やすと期待されるが、まだ大型チェーン店を中心に厚い特典が提供される状況である。早く面で使える状況を整備しないと、特典提供疲れと同時に使わない人が増えかねない。
定着という意味では、様々に展開されるサービス連動や自治体連携に期待をする。しかし、決済ビジネスは益々薄利多売で、突然加盟店支払いが滞る決済サービスや包括代理店が発生しないか、百貨店が倒産して当該百貨店が発行する全国百貨店共通商品券が使えなくなるようなプリペイドの問題が発生しないかなど、まだまだ注意が必要である。

2020年のキャッシュレス業界 けん引したのは結局クレカ 鈴木淳也氏記事

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